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2010年8月31日 (火)

土合―白毛門―笠ヶ岳―朝日岳―清水峠―土合、谷川岳―一ノ倉岳―茂倉岳―武能岳

日程2004年9月4日(土) 晴れ午後大荒れ

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朝日岳から

コース

土合駐車場5:20-(0:01)->5:25登山口:登山届-(0:10)->5:35急登開始地点:尾根取付-(2:30)->8:00松ノ木沢ノ頭-(1:00)->9:00白毛門9:10-(0:50)->10:00笠ヶ岳10:10-(1:15)->11:25朝日岳11:35-(1:10)->12:45池ノ窪-(1:30)->14:10清水峠-(0:50)->15:00鉄砲平-(0:50)->15:50土合・蓬峠分岐-(0:10)->16:00白樺小屋-(0:30)->JR巡視小屋16:30-(0:30)->茂倉沢出合17:00-(0:10)->幽ノ沢出合17:10―(0:05)->土合・一ノ倉出合分岐17:15-(0:10)->国道291出合17:25-(0:05)->一ノ倉沢出合17:30-(0:20)->マチガ沢出合17:50-(0:20)->18:10谷川岳ロープウェイ18:20-(0:10)->18:30土合駐車場

白毛門へは五月の連休に登っている、シャクナゲとイワウチワの綺麗に咲く頃でした、

Shiragamonn04 5月連休 白毛門から

今日は、白毛門から笠ヶ岳を越えて朝日岳を目指し、下山は清水峠から旧国道の水平道を白樺避難小屋へと向かって、新道で土合へ、茂倉沢を腰まで浸かって渡り、湯檜曽川に沿って新道では一ノ倉沢は無理と判断し、手前の土合との分岐から急登0.8㌔で国道291号へ登って、谷川岳ロープウェイへ、無事、土合橋の土合駐車場へ戻りました。

谷川岳を平標山方向、白毛門方向から眺めて見て、どちらからの展望が良いかなと考えると
やはり朝日岳に登って見ないと甲乙付けにくいと、言うことで登って見ました。

土合駐車場はJR土合駅を右に見て上越線の踏切りを渡って、トンネルを抜けると土合橋の直前に入口が有って、直ぐの所の大駐車場である、まず満杯の心配は無いだろう。JR土合駅でトイレをお借りし 2:10 駐車場に着くと既に5,6台の車が停まっている。JR土合駅には10台程停まっており、駅構内に仮眠中の人が10人程。

朝、4時半(トイレは土合駅をお借りする)、ガスが谷川を覆っている、今日は台風18号の影響で秋雨前線が北上し関東地方は不安定状態とのこと新潟は晴れの予報、少しの確立を期待し、5時20分、登山届をポストに入れ東黒沢を渡る、熊谷から来られた男性も白毛門まで前後する、沢を渡り右に数㍍向かうと、崩れた坂を登る、前回も崩れていた、きっと整備してもすぐに沢の増水で崩れてしまうのだろう、直ぐした登山道になってしばらく平坦に進むと白毛門・朝日岳への道標が建っている。

ここからは急登が切れ間無く白毛門直下まで続くことになる、直ぐに右眼下に東黒沢の滝が見え、この辺りは太いブナが伸び美しい樹林帯である、シャクナゲが多くなると尾根の登山道で、大木の根本をよじ登る、辛い登りである、登山口から約30分大木の下の小さな広場に着く、見上げると白毛門からの稜線が見える、ずいぶん高い位置にあってあそこまで登るのかと思いつつ、休憩。

再び急登に戻って、ようやく天神平が見える、位置的には同じ標高だ、そして木々の間からガスの中にマチガ沢と谷川岳の双耳、左がトマノ耳、右がオキノ耳がハッキリ見える、すぐ樹林に入って、今度は尾根の右に出て細く長い滝が見える、岩場の下部を通り抜け細いブナ林の急登を登る、幹の模様が独特で美しい。展望は無い。前回登った時はこの辺り雪の下で解らなかったが狭く岩が多く、深く窪んだ登山道で、低木になって巨岩の前に出る、谷川岳が美しく、一ノ倉沢が正面に見え、この岩場を取り付けられた鎖で直登すると露岩に出て左右の展望が大きく開ける。また樹林に入り、やや平坦になって登り切ると松ノ木沢ノ頭に飛び出る、右眼下には白毛門沢のタラタラのセンが白い筋で谷を流れ落ち、その上部にはババとジジ岩が見え、このジジとババ岩から白毛門の山名が付いたらしい、前回は雪に覆われ見えなかった。右の岩は太め、左は細くどちらがジジでババだろうか。

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そして谷川連峰、雄大の一言であるが、ガスが多いその全貌は隠されている。

松ノ木沢ノ頭から白毛門の鞍部に下って、ジジ・ババ岩に誘われながら、急登を登るジジ・ババ岩が重なって右に見える位置はガレ場で道が不明だが、踏跡を頼りに登る。斜面にイワショウブが咲く、数は少ない。一枚岩を登ると左に休憩に良い岩場が有って休憩、一瞬、ガスが周りを覆い視界ゼロ、そのガスも小粒の雨を含んでいる、ジジ・ババ岩もガスに覆われてしまう。おにぎりを食べながらこのまま登るか、引き返すか判断に迷うが、頭上の空は、時々青空が見える、後20分ほどで白毛門であり登る事に決める。

急な斜面をやや斜めに進み、露岩の斜面を今度は左に登る、右頭上に巨岩が現われ、登山道が主稜線に出ると、直ぐ下にジジ・ババ岩を見下ろす、茂倉岳と武能岳がガスの合間に見えている、鋸状の尾根を小さなピークを数回越え、大きな岩の短い鎖場を通過し、そのまま尾根を登り切ると360度のパノラマ台の白毛門山頂に着く、残念ながら視界はゼロ、笠ヶ岳方向も全く見えない。

コーヒーを沸かし、様子を見る、変わらない、暖かいコーヒーが体に入ると元気が出てくる。

斜面一面が笹に覆われ、笹に囲まれた登山道を急降下、ぬかって歩き難い、わずか下ると右に、小さな傾斜湿原が出る、ここにもイワショウブが咲いている、笠ヶ岳への道は狭い尾根になって、茂倉岳や武能岳側はガスで左の谷へ流れる笹の斜面が見えるだけだが、右は宝川に流れ込む小さな沢へ笹の斜面が落ち込んで谷の光景が美しい。

大きなダケカンバの鞍部は白毛門側の鞍部で、再び潅木のピークを数回越える、笠ヶ岳側の鞍部の手前にあるピークに立った時、突然ガスが切れ、前方に笠ヶ岳が全容を見せる、後ろを振向くと谷川岳連峰を覆う雲の上に双耳のトマノ耳、オキノ耳が浮んでいる、その雲は一ノ倉岳、茂倉岳を覆い、一番右端の武能岳であろうか蓬峠に流れ落ちる稜線だけが見える、ここには北風が吹きつけるからだろう。その笠ヶ岳側の鞍部に下りると、小烏帽子と大烏帽子も大きく見え、素晴らしい光景である。

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鞍部から笠ヶ岳への登りは直登で潅木は無く、笹と草付の美しい斜面である、鞍部から20分程の登りだが展望が良く、直ぐに着く。
笠ヶ岳山頂は、白毛門が谷川岳に近くてマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢に谷川東面の展望は素晴らしい。ここも360度、白毛門ではガスで視界ゼロだったが、そのガスは消え、朝日岳から清水峠に流れる美しい稜線は実に綺麗だ、振向いて白毛門を見るとこちらもガスが切れ歩いてきた稜線が一望できる。

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笠ヶ岳の山頂から数十㍍下った草原に笠ヶ岳避難小屋が建っている、カマボコ型の小さな小屋で覗いて見ると床に板が敷かれゴロ寝で4,5人は利用可能だろう。

避難小屋から小烏帽子と大烏帽子の幾つものピークを越えて行くが、笠ヶ岳山頂から眺めると大変の様に見えたが、どのピークも比較的簡単に越えられる、快適な稜線漫歩と言って良いだろう、遠望の山は見えないが、一山だけ雲の上に見えていたのは上州武尊山だろうか、大烏帽子(標高1934㍍)から眺める朝日岳は美しく、ここまで登って来て良かったとしみじみ思う。

手前のシャクナゲとハイマツに覆われた岩場を過ぎ、下って最後の登りだ、大きな岩壁の下に着く、ここがホソバヒナウスユキソウの群生地で花の終わった株が無数に生えている。花期に訪れたら素敵な、お花畑になっていることだろう。群生地の左側の岩場を登る、眼下に二つの池がハイマツ帯に囲まれて輝いている、山頂には二つピークが有って、地蔵尊が立つピークに道標が置かれ、ハイマツ帯を挟んでのピークには祠が置かれている、笠ヶ岳や白毛門に比べ
遥かに広い山頂で、展望は一級品で、巻機山、平ヶ岳、至仏山、武尊山、赤城山の展望が広がる所だが、今日は朝日岳から越後烏帽子を経て大烏帽子(笠ヶ岳)(標高1820㍍)の向こうに
雄大に見える巻機山の大きな姿しか見えない。近くに笠ヶ岳が幾つも有るものですね、至仏山の横にもある。

清水峠に向かって下る、美しい草原の湿原が広がり、幅の広い木道がジャンクションピークへと伸び木道の右にざっと数えて10個の大小の地塘が散らばって天空の楽園である。その湿原の中央に宝川に下る分岐点が有って木道もそちらに引かれている、今度朝日岳に登る時は宝川温泉側から登って見たいものである。

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この天空の楽園は朝日ヶ原と呼ばれている、ここで朝日を見たらどんなに素敵かと思う。

ジャンクションピークへ向けて緩やかに登って行く、大きな地塘が二つ並び何時までもここに留まって眺めたい所だ、そのピークを越えて直ぐに巻機山への分岐が有るが、そちらへの登山道はクマザサに覆われて、多くの人が通ってはいないようである、しかし、越後烏帽子、大烏帽子と経て脈々と続く巻機山へのルートは魅力の有るコースである、赤いシャツを着た青年が写生中「巻機山へのルートは残雪期に主に歩かれているんですよ!」と教えてくれる、彼は笠ヶ岳の避難小屋に宿泊し、稜線を楽しんでいると言う。

ジャンクションピークからは、ゆるい鋸状の尾根を下る、朝日岳から流れるように下っている大倉尾根が美しい姿を見せている、以前はこの尾根には土合へくだる登山道が有ったと言う。

遥か遠くに聳える巻機山は誠に雄大である、淡々と尾根を下る、大源太山の鋭い峰はガスが薄く覆う、クマザサに覆われた朝日岳の大きな斜面も実に綺麗だ、登山者は、朝日岳山頂から笠ヶ岳に向かった男性4人女性1人のグループと写生の男性、笠ヶ岳山頂で別れた熊谷の男性以外まだ会っていない、静かな所である。

ここは楽しい下りの尾根歩きだが、ようやく大きな背のようなピークへの登りになる、なだらかな登りで、登り切るとまた平坦で広い尾根歩き、その尾根がいきなり潅木の下りになる、急に回りの雰囲気が変わって足元にはイワウチワ(勿論花は咲いていない)の群生、クマザサに雨の音、上空は暗い雨雲で覆われてしまった、この下りは長くは続かず、目の前にイワショウブに囲まれた地塘が現われる、池ノ窪である。

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本降りになって急いで雨具を着けて、短い潅木の登山道を登り返す、直ぐクマザサの登りになって、送電線鉄塔の下に着く、小ピークで下り切ると前方に白崩避難小屋がガスの中に浮ぶ、
足元にはウメバチソウが群生している、これは見事なものである。小屋へは溝へ下り横切る、この溝が井坪坂コース。登って庭先に出る、中にはご夫婦が雨宿り、清水の方に下るという。

清水峠でゆっくりしたい所だが、この雨では先を急ぐしかない。私は先の送電線監視所の軒下に身を入れ一息付ける、雨はやまない!清水峠の標識は監視所から5,6㍍先に建っている、直進が蓬峠、ちょっと先に十五里尾根への道、左に下るのが土合への登山道である、ここは土合に下る、始めは笹の覆われた狭い道で、笹は刈られておらず、歩く人も少ないようだ、直ぐに幅広い道になるが小さな沢を横切ると、旧国道の水平道になる。土合までカメラは出せない強烈な雨!

確かに水平の道でこれと言った上下の箇所は無く、白樺避難小屋まで続く、雨は滝の様に落ちてくる、沢が幾つも現われ水場らしい所は雨水が多量に流れ込みとても飲めない、小さな沢で喉を潤す程度だ、右上空には七ッ小屋山、蓬峠、武能岳の稜線が雄大に高い位置に見える、清水峠から七ッ小屋山経由蓬峠を経て土合へ下るコースを取らなくて良かった。

その斜面から流れでる沢を横切らなければならない、大きな沢は七ッ小屋沢らしいがどの沢か解らない、はっきりしていることは、横切らないと次のステップに進まないと言うことである、一本だけ、増水で滝の様に激しい流れで、回りの枝をロープ代わりにしてやっと通過した沢、鳥肌の立つ思いの沢は涸れ沢を横切る時で、激しい流れの音がするけれど沢に水が無い、登山道の下を流れているのかなと思っていたとったん、ドット足元に水が流れ出す、横切って振り返ると鉄砲水、間一髪である。中には見惚れるような美しい三段の滝、さらにその上にも滝がある、本当に美しい。位置的には七ッ小屋沢だったかと思うがどうだろうか?

楽しさ半分、怖さ半分である、登山道は藪に囲まれた所、崖崩れでズタズタに切り取られた所、美しい樹林に囲まれた所とこちらも変化が多い。晴れていれば、展望は朝日岳、笠ガ岳、白毛門の稜線と稜線から湯檜曽川に流れ出す沢が綺麗だろう。

雨で坐る所も無い、とんでもない!濡れた雨具何処でも坐って休めるが何時上から鉄砲水や岩が転がって来るか解らない、身を大木や巨岩に隠してから、一息入れる必要が有る。

清水峠から蓬峠・土合分岐まで約2時間、長く思える道でした、分岐に着いた時はため息物である。ところで、清水峠から清水に下ると言っていたご夫婦は無事下山が出来ただろうか?

分岐から直ぐに白樺避難小屋、開けて中を覗くとタバコの匂いがするが人影は無い、とても入って、のんびりする気にはなれない、先を急ぐことにする。小屋裏を下ると直ぐに旧道と新道の分岐、新道の方が良さそうだ、これは後で判断が甘かったと反省することになる。

激しい雨の時は旧道を選んだ方が良かった、旧道は湯檜曽川からずっと上を通っている。つづら折りに下る、時々前方に笠ヶ岳・白毛門の稜線から流れ出す谷が見える、ブナ林が美しい登山道で荒れてはいない、ようやく左に湯檜曽川が見えてくる、激しい流れだ、登山道は湯檜曽川から大きく離れており、この辺りは、川岸を歩くようなところは無い、後は一ノ倉沢やマチガ沢を横切る地点の様子が心配である。

心配は直ぐにやってきた、武能沢出合である、激しい流れでここを渡るには腰まで浸かる、引き返すにはあまりにも辛い、決断は早い、ドブンと激しい流れに入ってサット大きな岩に飛びつく、ちょっとお腹の下が冷たくなったが無事直ぐに靴を脱ぎ、靴下を絞って履きなおす、また静かな登山道が続く。

今度は登山道が激流になった湯檜曽川の川岸に下りている、下りられない、激しい流れが完全に登山道を埋めてしまった、普段は明るく気持ちの良い所だ。ルートを探すと、急な岩の斜面を横切れば登山道は再び川底から離れ先に続いている、木の枝に捕まって岩壁を横切る、手を離したら湯檜曽川に飲み込まれてしまう。

この先の登山道に「山ぶどう」、実を沢山付け大きな房がぶらさがっていたが雷が鳴ってきた、油断は禁物!簡単に取れる数房のみ収穫し下る、数個食べたが珍味である。次は芝倉沢だ、水量は武能沢と同じくらい、ここは安心、2㍍ジャンプすれば沢の中央の岩に渡れ反対岸に渡れる、巡視小屋が出てくるが人の気配なし、ひたすら下る。一ノ倉沢の手前、「ハイキングコース」が一ノ倉沢出合に登っている土合2.5㌔―一ノ倉沢出合0.8㌔地点だ、ここは悩む事無く国道の一ノ倉沢出合へ登る、10分程で、国道291号に飛び出る、しかし辛い登りでした。ただ、上部で大きな鉄塔が建つが、そちらに行かず上に上にと登山道を選ぶ事。

一ノ倉沢とマチガ沢を新道で歩くのは危ない事が後で地図を見て明らか!国道291号が一ノ倉沢を横切るところの道路上を激流が流れている、一般者は近づかない事だ、テント場は一ノ倉沢から1,2分土合に下った所にある、トイレは一ノ倉沢に有る。

さらに、20分程でマチガ沢出合、ここは一ノ倉沢程では無いが、道路上に流れ出している。マチガ沢を横切った後で左上空に笠の型をした笠ヶ岳、その手前に白毛門も大きく見えている。

さらに、20分 巌剛新道と西黒尾根からの登山道出合を通過して、谷川岳ロープウェイの前に着く、ようやく、人に会えた、6人内女性2人で沢登りだったそうだ。

最終バスは終わって、彼らは土合駅まで、私は土合橋を渡った土合駐車場へと雨の中を下る。谷川岳ロープウェイから約10分、今日一番!距離の長く感じた10分でした。車の暖房を高温にしてびしょびしょの衣服を着替えていると、5,6台の車が集ってテントを張り出した、雷はおさまって雨もやんだが天気予報では明日は今日以上に荒れそうだが!もー谷川岳は真っ暗である。

       日程2004年10月2日(土)快晴 

Tanigawadake2004 肩ノ小屋 万太郎山を望む

コース

つくば市 22:10-(国道294号)->下館-(国道50号)->前橋-(国道17号)->井土上町1:53-(県道61)->水上-(国道291号)->2:45土合:谷川岳ベースプラザ駐車場6:25(0:05)―>6:30谷川岳ロープウェイ7:00(始発)-(0:10)->天神平駅7:15-(天神峠ペアリフト)->7:20天神峠展望台7:30-(0:05)->天神峠分岐点7:35-(0:15)->熊穴沢避難小屋7:50-(0:20)->天狗ノトマリ場8:10-(0:45)->ザンゲ岩8:55-(0:15)->肩ノ小屋避難小屋9:10-(0:10)->谷川岳:トマノ耳9:20-(0:20)->谷川岳:オキノ耳9:40-(0:05)->富士浅間神社奥の院9:45-(0:10)->クサリ場9:55-(0:05)->ノゾキ10:00-(0:10)->10:10クサリの岩峰で休憩10:15-(0:10)->一ノ倉岳の鞍部10:25-(0:20)->一ノ倉岳10:45-(0:25)->11:10茂倉岳11:45-(0:35)->茂倉岳側の鞍部12:20-(0:25)->武能岳側の鞍部12:45-(0:10)->武能岳の主稜線12:55-(0:05)->13:00武能岳13:05-(0:20)->稜線下降13:20-(0:25)->土合・清水峠分岐13:45-(0:05)->蓬ヒュッテ13:50-(0:10)->最初の沢:水場14:00-(0:30)->蓬峠・清水峠分岐14:30-(0:01)->白樺小屋14:31-(0:04)->新道・旧道分岐14:35-(0:10)->武能沢横切る14:50-(0:10)->急降下点15:00-(0:25)->谷川岳が見えるカーブ15:25-(0:05)->武能沢手前の沢15:30-(0:15)->武能沢出合15:45-(0:25)->新道分岐(JR巡視小屋)16:10-(0:10)->ブナのしずく16:20-(0:01)->幽ノ沢出合16:21-(0:09)->新道分岐16:30-(0:10)->一ノ倉沢出合16:40-(0:25)->マチガ沢出合17:05-(0:25)->谷川岳ロープウェイ17:30-(0:05)->17:35谷川岳ベースプラザ駐車場

先月は馬蹄形縦走でお馴染みの、白毛門―笠ヶ岳-朝日岳を歩いて清水峠から土合に下った
今回はその馬蹄形の半分を歩くことにした。土合から谷川岳ロープウェイを使って谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳と縦走し今回は蓬峠から土合に下りました。従って馬蹄形では清水峠と蓬峠の間が抜ける結果になって、何時か七ッ小屋山と大源太山を登ってこの区間を歩きたいものです、猫池も興味がありますね。
谷川岳ロープウェイは始発が7:00(平日は8:00)、団体が2組あって長蛇の列だが、開門前30分には並んでいたので、先頭集団、ロープウェイは始発の一台目に乗車、台風21号が去った30日の午後から台風一過で谷川岳周辺は快晴、天気予報では今晩から雨。ロープウェイは田尻尾根に沿って昇って行く、白毛門、笠ヶ岳、朝日岳が綺麗だ、谷川岳は初のご夫婦、昨日マチガ沢・一ノ倉沢・幽ノ沢を見学した男性、谷川岳は30年ぶりの男性、単独の男性と計6人乗り。

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田尻尾根の紅葉は来週辺りが見頃だろうが、今年は台風が多く、ナナカマド等の、葉が吹き飛ばされたり、傷を付けられたりしており、残念だが、紅葉がひときわ美しい所には変わりが無い。天神峠駅から右に登山道が有って登山者の多くは登山道へ、リフト乗場に向かう人は観光客である、でも、今日は天神峠ペアリフトに乗って見た、二人乗りで一番乗り、直ぐ後ろにご夫婦が乗ってくる、谷川岳展望台、谷川岳を横から眺めるのでとても素晴らしい、いわお新道、中ゴー尾根、俎嵓(まないたぐら)、幕岩岩壁群には圧倒される。

振向くと富士山が望めるが今日はガスって見えないが手軽に大展望を満悦できる所だ、谷川岳天神平の観光コースで、帰路も乗り物で土合に下る、少し歩きたい人は次の工程に進む。

天神山(標高1502㍍)を後に天神峠分岐へ下って行く、岩場が多く観光気分で登った人はちょっとキツイかも知れない。とは言っても安全な道である、意外と広い岩の尾根で、途中には天神平駅へ下るルートが有る、さらに下ると天神峠分岐点で、天神山を巻いた登山道に合流する。

ブナ林が美しい所で木道を上下し、まもなく天神尾根に飛び出る、天神山からの展望には負けるが、大きく展望が開ける、登山道の両脇は潅木に囲まれ、緩やかに登ると熊穴沢避難小屋に着く、庭に回って見ると、いわお新道が登って来る。再び登山道に戻って、直ぐに潅木に囲まれた急登で、長いクサリを使う岩場を越えると展望は大きく広がって、西黒尾根と天神尾根に挟まれた西黒沢の源頭に目を見張る。

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天神平や天神峠はすでに眼下で、遠望では有るが現在噴火で話題の浅間山が噴煙を上げている。榛名山や赤城山も見えている。登り詰めると第一見晴(天狗の休み場)の大きな岩に着く、岩の上は満席、ここに有る大きなナナカマドは葉が落ち、赤い実も少ない。

さらに登るとザンゲ岩、大きな岩が横たわって、数人が腰を降ろす事ができる。

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見上げると西黒尾根が山頂に続き、ザンゲ岩(ザンゲ岩は西黒尾根にも有る)から主稜線を登り詰める登山道に数人の登山者が取り付いている。谷川連峰主脈縦走として人気のコース、オジカ沢ノ頭、万太郎山が立派に見えて印象的である。

木の枠で岩を囲った階段を登ると、広場に出て、肩ノ小屋避難小屋に着く、今期のシーズンから営業を開始し、食事付で宿泊ができる。庭先からオジカ沢ノ頭に続く縦走路が分かれている。

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そのオジカ沢ノ頭、万太郎山の縦走路がザンゲ岩から見た角度とは異り、しかも標高も同じ高さで、万太郎山を頭にして馬の背中のように稜線が見え素晴らしい。

稜線を登る、山頂が見え、斜面の右奥に朝日岳・笠ヶ岳・白毛門の峰々が素晴らしい、さらに登って西黒尾根への分岐に着くと右手眼下にその西黒尾根の吊尾根が見え、登ってくる人が小さく見えている。

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谷川岳 9:20 の最初のピークはトマノ耳で、山頂には10人程の登山者が360度の大パノラマを楽しんでいる。白毛門、笠ヶ岳、朝日岳から始って武尊山、尾瀬の至仏山、燧ヶ岳、巻機山、榛名山、赤城山、日光連山そして浅間山と素晴らしい。

そして、谷川岳から万太郎山、仙ノ倉山、平標山へ続く景観は素晴らしい眺めである。次は谷川岳のもう一つのピーク、オキノ耳に向かう、トマノ耳から一度鞍部に下って登り返す、季節なら鞍部にはシラネアオイ、オキノ耳の右斜面はチングルマのお花畑になる、珍しいホソバヒナウスユキソウもこの稜線に咲きます今日は草紅葉、花の姿は無い。オキノ耳には三角点こそ無いがトマノ耳には負けない展望である。そして一ノ倉沢とマチガ沢を分ける東尾根を作っている。

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オキノ耳から尾根に沿って次に見える峰の蔭に建てられた富士浅間神社奥の院の鳥居を目指す、隣の峰で直ぐである、鳥居を抜けると奥の院が大きな岩の間に祭られている。振向くとオキノ耳、トマノ耳が並んで見える。奥の院は大きな岩に囲まれ、この岩群を慎重に横切って行くと、 左眼下は笹の斜面が万太郎谷に流れ落ち穏かだが、右は今にも崩れ落ちそうな岩群が幾つも立っており、恐ろしい景観である、何処からとも無く人の声が聞こえる、眼下の沢を岩に両手を突いて覗き込むと、四人のクライマー達が垂直の岩壁に挑んでいる、一ノ倉沢の岩壁でまだ1/3程度登った位置である。

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ノゾキ 10:00 の標識が立っている、文字通り眼下を覗いて一ノ倉沢を見下ろす所だ、それにしてもこの登山道の真下は見えない、想像しただけで背筋がむずむずする所だが、良く見える左斜面は笹で美しく、足元は頑固な岩で安心できるのだが。

ノゾキを過ぎ、岩峰をクサリを使って通過、一ノ倉岳の鞍部から登り返す、標高はトマノ耳:1963㍍、オキノ耳:1977㍍で一ノ倉岳は1974㍍で、オキノ耳からかなり下っておりキツイ、その上急坂である。回りの草木に捕まって登り切ると笹に囲まれた平らな登山道になって、ほぼ水平に進むと一ノ倉岳山頂、10:45 大きな岡の上といった感じだ、朝日岳・笠ヶ岳・白毛門が谷を挟んで雄大に見え、谷川岳を振向くと歩いてきた登山道の先に双耳の峰が見えている。

谷川岳からの展望に、仙ノ倉山や平標山が追加される、万太郎山の奥に高く聳えている。

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山頂の標識の直ぐ前に、堅炭(かたずみ)尾根を下る中芝新道の取り付き口がある、この中芝新道の登り口は芝倉沢出合になっている。小さな避難小屋も建っている、5,6人が入れるかどうかの小さいものである。

次の茂倉岳への道は、通過した谷川岳と一ノ倉岳の間の稜線歩きとは一変し、笹に囲まれたおだやかな稜線漫歩である、左は一ノ倉岳から谷川岳に続く稜線から万太郎谷へ流れ落ちる広大な笹に覆われた斜面は美しい、その向こうに谷川岳から仙ノ倉山へ続く峰々を結ぶ稜線はまるで別世界の美しさである。

一ノ倉岳から少し下ると草原が現われる、きっとお花の季節には美しい草花が咲き誇るのだろう。茂倉岳から下って武能岳に向かう稜線が一望。草紅葉のゆるやかな道を登って茂倉岳山頂、11:45 山頂と武能岳の間に広大に広がる笹原の芝倉沢源頭は美しい。谷川岳から同行した男性は茂倉新道を経て土橋駅へ下って、15:22発の電車で土合駅に戻るという。無人駅で時には運賃がただになる事もあると言う。追いついた単独の男性はこのまま谷川岳に引返す予定を変更し、蓬峠へ行く事になる。ザンゲ岩でお会いしたご夫婦は蓬ヒュッテに泊まると言う。

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私達4人の他、単独の男性二人が蓬峠へ向かう。土橋へ下る男性と別れ、急坂を下る、数分下ると左の広大な笹の斜面に茂倉岳避難小屋が見え、どんどん下ると、一ノ倉岳から下る堅炭尾根中芝新道が見え、崖を下っている様子が見え、そのルートはほぼ垂直に見える、岩登り経験者のみの登山道である。

最初のピーク、大きな岩を巻いて下って行く、二つ目のピークは展望の良い所で、のんびりしたい所だ、蓬ヒュッテに泊まるご夫婦とはここでお別れする。

どんどん下って、茂倉岳側の鞍部からは、幾つもピークを上下して、武能岳側の鞍部 12:25 に着く、茂倉岳山頂から見たときは登りが大変そうだったが、取り付いて見ると意外と楽に武能岳の主稜線に着く、目の前に蓬峠が広がって、黄色の屋根の蓬ヒュッテが見え、その奥に鋭い峰の大源太山(標高1598㍍)が美しい、その手前に七ッ小屋山(標高1675㍍)が見え、そのまま朝日岳へと続き馬蹄形ルートが白毛門を経て土合へ続く様子が良くわかる。

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武能岳山頂 13:00 山頂から真っ直ぐ蓬峠まで伸びる笹原の稜線は美しい、その尾根には笹に囲まれた広い登山道が続いている。実に穏かで気分の良い所だ、谷川岳の一角とは想像も付かない、異なる存在である、朝日岳と笠ガ岳の上空にポッカリと浮ぶ雲を見ているとお昼寝でもしてしまいたい気分になる。

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土合への分岐をそのまま真っ直ぐ進むと、土橋へ下る道と七ッ小屋山を経て清水峠への分岐点に蓬ヒュッテ13:45 が建っている、小屋を後に土合への分岐に戻り、美しい笹原から離れて下る、武能岳で別れた男性が直ぐ下の水場から戻ってくる、テント泊で水をくみに下ったという、その水場は蓬ヒュッテから約10分の沢で水量は多い。

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蓬ヒュッテを同時に出た、二人の男性と私、若い男性には引き離される、最初の水場から5,6分間隔で沢が現われる、ガレ場で土合から登って来た登山者に会う。蓬ヒュッテの伯父さん「今日の様に以上に暑い日は雪になる、今、新潟では雨が降っており、ここは、今夜は雪か雨だろう」確かに新潟方向の空には大きな雲が現われ出した。この辺、崩れ登山道は荒れている、清水峠が見え下って来る登山道(旧国道)も眼下に見えてくると、まもなく清水峠の分岐 14:30で旧国道と合流する、白樺小屋は直ぐである。小屋の近くに美味しい山ぶどうが2房、甘く酸っぱい独特の味が口の中に広がる。

小屋から5分ほど下ると今度は新・旧道の分岐、ここでもう一人の男性は新道を下って行くと言うのでここでお別れだ、幽ノ沢出合まで誰にも会わないこととなる、先月は新道を下ったので、今回は始めから、旧道を歩くことに決めていた、興味の有るコースだ。旧道は前回歩いた清水峠から白樺小屋の登山道の延長で、ほとんど平坦ではあるが、次々と沢が現われ、その沢を横切る地点は決まって荒れている。きっと国道291号の建設維持にはこの沢の対策が悩みの種であったことだろう。

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美しい滝が現われる、沢底に綱を使って下り、綱を使って沢底から抜け出す、14:50地図上では武能沢の上部のようだがハッキリとは判らない。しばらく平坦だったが急に 15:00 左に大きく下る、下りは長くは続かず、再び平坦になって今度はやや道が安定した、15:25
大きく右に曲がるカーブで上空に谷川岳が見えてくる、地図上にも大きなカーブが記されている、直ぐに芝倉沢出合かと思ったがカーブから約25分、上空には谷川岳の凄みの岩壁が見える。ようやく芝倉沢出合に着く、水量は意外と少ない、土合8.0㌔、蓬峠6.0㌔、中芝新道で一ノ倉岳2.8㌔地点である、芝倉沢出合は一ノ倉沢のようにダムが造られいる、直ぐ脇の涸れた沢を横切るが、この涸れ沢は峰の方から落ちており、大雨の時は鉄砲水がでそうだ、それに今にも崩れ落ちそうな岩が詰まれておりこのコース一番の危険地帯

林道になって道幅は広くなる、ここまで下れば暗くなっても足元は安全である。新道分岐 16:08 に有る、ここはJR巡視小屋に下る道だ。突然、1人の年配の女性が現われる、こんな時間にと驚くが、後から旦那様もやって来る、彼らは片道の距離だけで登って来たようだ、帰りの時間を入れると、倍になるのに、一ノ倉沢に戻る頃には真っ暗である。道端に「ブナのしずく」と呼ばれる沢が有る、美味しい水で、喉を潤す。

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18:20 直ぐに幽ノ沢出合である、水量は細い、幽霊のような沢である。

一般の観光客はここ迄、芝倉沢出合の周辺は観光気分では危険です。一ノ倉沢1.2㌔マチガ沢3.3㌔、芝倉沢2.0㌔地点。また新道分岐が有って、一ノ倉沢出合18:40に着く、谷川岳ロープウェイから谷川岳を登って下山も同じコースの3人の女性たち、一ノ倉沢に酔っている、なんでも、初めて三人でやって来て、この快晴日、素晴らしい展望をご覧になって、すっかり谷川岳の虜になってしまった様である。

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マチガ沢の手前で彼女らに「お乗りになりませんか!」と誘われるが、歩行時間を記録しているのでお断りする、ロープウェイまでの事を考えると、
乗せてもらった方が良かったかも、しかし、この辺はブナ林が美しく、ゆっくり歩きたい所です。
それにしても、通り過ぎる車の多いのにはたまらない!

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一ノ倉沢出合から土合へは2.8㌔、マチガ沢出合 17:06 だいぶ暗くなって、17:30 ようやく谷川岳ロープウェイに到着、谷川ベ-スプラザの駐車場は24時間オープン、なんと先に下った健脚の男性の車が、直ぐ隣りに停まっておりお互いにビックリ、無事を喜び合い、お別れする。車に乗って今日はこれで歩かないで済むと思うと疲れが出てきた。

HP:わたしの天気予報

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コメント

あいかわらづすごい体力・気力ですね。(このコース日帰りとは)
今度はジャンクションピークから巻機山コース挑戦ですね、情報期待しています。

この記事は古い記事、近い内に朝日岳をリベンジする予定
JPから巻機山は、次期世代の若者託します、
ただ駒ヶ岳から荒沢岳間は紅葉狩りにと思うのですが、
行きたいところが多く、、、悩んでいます。

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