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2012年7月12日 (木)

霞ヶ浦野外講座―2012/07/11 霞ヶ浦環境科学センター第4回① ハマナス南限地海岸植物と鹿島灘の伝説 *茨城県の海岸・海浜の植物*ケカモノハシ、コウボウムギ、コマツヨイグサ、スカシユリ、スナビキソウ、ツルナ、テリハノイバラ、ネコノシタ、ハマエンドウ、ハマナス、ハマナデシコ、ハマニンニク、ハマニガナ、ヒメヤブラン*製塩活動「塩釜神社が分散」*東日本大震災の爪痕*

撮影:2012/7/11 ②はここ      筑波実験植物園「 花と虫のかかわり

霞ヶ浦環境科学センターのイベント「ハマナス南限地海岸植物と鹿島灘の伝説」7/11が鹿島市大小志崎で野外講座が開かれた、約40名の参加です。

ハマナスは北海道、東北地方の海岸で見られ、宣伝になりますが家内の生まれた新潟県村上市のシンボルとなっているがまだ見ていない、JR村上駅での宣伝ポスター見たことがない。たまここハマナス南限地は鹿島灘駅(鹿島臨海鉄道は東日本大震災から復帰)から徒歩約25分、はまなす公園は長者ケ浜潮騒はまなす公園駅から徒歩10分だがJRの「ときわ路パス」(鹿島臨海鉄道も含む)等があっても宣伝はほとんで無い。

霞ヶ浦環境科学センターのバスはJR土浦駅10:40頃発し、ハマナス南限地入口に11時頃到着。

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ハマナス 浜茄子 バラ科
刺が密生、奇数羽状複葉、互生、鋸歯、しわがある葉、赤く熟し食べられる、味が梨、花は香水の原料、白色で八重のあるそうです。


民家の垣根に咲き、この後の群生地では花期は過ぎ実がなっているだけとのこと。

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はまなす公園で果実、トマトのよに種子が多数入っている。

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はまなす公園、こちらは白色

歩き出すと、トベラ、スカシユリ、オニヤブソテツ等は現れ、先生の説明が始まる。

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トべラ 扉 海桐花 トベラ科
花期は4~6月で今日は緑色の果実、灰褐色に熟し、3つに裂け赤い粘っこい種子をだす、雌雄異株。

先生が「これスカシユリ」、、と言うが、とても身近に見るユリではない。

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スカシユリ 透かし百合 ユリ科
花披片の基部が細く、すきまがあってこれでスカシユリと呼ばれる。

続いて、綺麗なオニヤブソテツ、

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オニヤブソテツ 鬼藪蘇鉄 オシダ科
葉の光沢が美しい、鑑賞植物になっているそうです、ここでは通行の妨げになり刈入れされている。

続いて、マルバグミが現れ、蕾のスカシユリを足元に!

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マルバグミ 円葉茱萸 グミ科
このマルバグミは暖地の海岸に多い、枝が伸び葉は互生、10~11月花期で果実は4~5月赤く熟す、ここも刈られ今年咲くかはわからない。

葉がピカピカのバラ、テリハノイバラが現れる、ここも刈り取られているが、何株もあって花をつけている。

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テリハノイバラ 照葉野薔薇 バラ科
日当るの山野、川原、海岸に生え、ノイバラに似る、テリハノイバラ はノイバラほど刺は無く、まばらにカギ状の刺、表面は緑色で光沢で綺麗です。

足元にイワシロイチゴも小さな姿が見え、トベラの大木、続いてイタドリの密生、ヤブツバキの群生を抜け、ヒメウコギ、オオバイボタと先生に教わって、撮影とメモ取りするが、先生の頭脳がどうなっているのか?驚きである。

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ヒメウコギ 姫五加 ウコギ科
手前の大きい葉はヤブツバキです、この間にヒメウツギが伸びている、5~6月に葉より長い散形花序に淡緑色の小花をつける。

ウコギ科にはコシアブラ、タラノキ、キズタ、ヤツデ等あり身近だが、先生に聞かないとその存在は解らないのが自分自身残念ですネ、オオバイボタなどイボタを含めたびたび見ているのにまったく思い出さない!

続いて、今人気もナデシコ、ハマナデシコが鮮やかに目に飛び込む、一声に「可愛い、綺麗!」の声!

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ハマナデシコ 浜撫子 ナデシコ科
ハマナデシコは葉が厚く光沢、縁に毛がある。

足元にごく小さい花、ヒメヤブランを先生が見つける、これは撮影に時間がかかる。

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ヒメヤブラン 姫藪蘭 ユリ科
日当たりよい草地、うっかりすると見逃してしまう。

歩き出したばかり、梅雨の晴れ間と言うがカンカン照り、広い草原が広がる。そんな中、参加者からイチゴを頂く、この暑さにとっても美味い、キョロキョロ探すと多数見つかる、とても取り切れない、孫を連れ袋を持ってのんびり採集したいものです。

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ナワシロイチゴ 苗代苺 バラ科
茎と枝には短い軟毛と刺があり、短時間では取り難い、3出複葉、探すと5小葉もあるとか、葉柄が長く、5~6月上向きに花を咲かせ、赤く熟しは今が食べ頃!

筑波山周辺のイチゴはフユイチゴを待つばかり、ここのナワシロイチゴは梅雨時が食べ頃です。

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マルバアカザ 丸葉藜 アカザ科
厚い、海岸の砂地で生える、 花期は9~10月とのことで再び訪れたい。

ウランソウ、ハマアカザ、ハマギク、ツワブキ等これから花期を迎えるので再び花期に訪れたいところです、植物は四季を通じて面白い!

鹿島灘が目の前に広がり、一方スカシユリの群落は広がる、ニッコウキスゲの尾瀬に比べるとまばらだが、荒れる狂う海の環境では仕方がないのだろう。

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スカシユリが広がる

コウボウムギ、ヒメヤブラン、スカシユリが足元に散らばる。

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コウボウムギ 弘法麦 カヤツリグサ科
地中の暗褐色の古い葉鞘(ようしょう、茎を包む部分)の線維を筆に使ったといわれ、書道の達人、弘法大師にちなんだものらしい、そんな事を先生は教えてくれる。
また、イネ科と違い茎は中実で3稜形であり、葉鞘が完全な筒形のなっているのがカヤツリクサ科。
※コウボウシバ 弘法芝 カヤ釣※
コウボウムギと同じような所に生え、かなり小さいので芝になったそうです。

ケカモノハシはなかなか見つからない、先生は携帯で先行するチームに連絡し、確かめる、順番は狂うが、ここでケカモノハシを説明する。

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ケカモノハシ 毛鴨の嘴 イネ科
小穂は柄のあるものと柄のないものと対になって節につく。第1苞穎には幅の広い翼がある。柄のない小穂の両性小花の外花穎には長い芒があり、小穂の外に突き出る。花期は7~9月。

先生も参加者にケカモノハシ、コウボウムギを見せられホットされたようです、私も満足です!

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ハマヒルガオ 浜昼顔 ヒルガオ科
上:果実、下:一輪の花

立っているだけで暑い砂場、そんなところで、小さな花を見つけける、ツルナです。

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ツルナ 蔓菜 ツルナ科
太平洋の海岸、まさにここに生え、多年草、良く分枝し地をはう、互生、厚くやわらか、ヒシのような実で針状の突起があるそうです。

梅雨の晴れ間、砂漠地帯を懸命に歩く、東日本大震災も爪痕の復旧工事も進められる、この大自然、植物もうまく生存して欲しいものです。

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もくもくと歩く、探検隊、次に見かける植物は?

こんな砂場に、オニシバが生え、ここも地震の爪痕です。

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オニシバ 鬼芝 イネ科
こちらなイネ科、海岸の砂地に生え、砂の中を細かい根茎が長くはい、茎から花茎をだし、花序はシバより太いそです。

次は砂浜の野菜です、大根に豌豆です。

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ハマダイコン 浜大根 アブラナ科
根は大根のように太くならない、肥料を与え育てると大根になるそうです、実をかじってみたが大根の匂いはハッキリしないが不味いものではない。

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ハマエンドウ 浜豌豆 マメ科
カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサ、クサフジはおなじみ、好きなのはオヤマノエンドウいずれもマメ科、海岸の砂地に生える多年草、豆果は約5㌢、種子は数個入っている。

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鹿島灘  先生!本当に暑い中、ありがとうございます。

続いて暑い砂の中をはい回る凄いやつ!

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スナビキソウ 砂引草 ムラサキ科
砂の中に根を長く伸ばし勢力を広げる、互生、先生は白花の香りがよいと言う、花期は5~8月。

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ハマニガナ 浜苦菜 キク科
ニガナに似て、海岸に生える、別名:ハマイチョウという、多年草、根を伸ばし、直ぐに茎を伸ばし葉を砂の上に出す、凄いやつである。

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ハマニガナ あれどちらが発祥か解らない、掘ってもみたが、なかなか根がみつからない、根を切っても個体は残る、身近なものでは庭のイチゴみたいですね。

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ハマボウフウ 浜防風 セリ科
中国で薬用にする防風と根の効用が似て、海岸に生えることによる、カゼ薬。刺身のつまにする防風はハマボウフウの新芽、明治時代から栽培されている。花期が6~7月。


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ネコノシタ 猫の舌 キク科
別名:ハマグルマ、葉の触れるとネコの舌のような感触、対生、7~10月が花期です。

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ハマニンニク 浜大蒜 イネ科
厚い葉をニンニクにたとえた、花序は長い10~25㌢、細い穂状、多数の小穂が密につく、花期は6~7月。

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イヌホタルイ 犬蛍蘭 カヤツリグサ科
大型の1年草、茎は円形、小穂も上が葉で下が茎だそうです。

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ヤマアワ 山粟 イネ科
山地にも生え、海岸の砂地にも生える。多年草、一面広がっている。

②に続く、ここ

HP:わたしの天気予報 

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